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株式会社CRAZY

お客さまを幸せにする前に、まず自分を幸せにする。CRAZYが自己犠牲を求めない理由

文・陣脇康平 jin

みなさんこんにちは、ラブカン編集長の陣脇です。ラブカンは、日本全国のLoved Companyを紹介するメディアです。

会社の思想や文化、働く人の想い、事業に込められた背景を通して、条件だけでは見つからない「愛される会社」を紹介していきます。

今回取り上げるのは、ウエディングブランド「CRAZY WEDDING」および、同ブランドがプロデュースする表参道の結婚式場「IWAI OMOTESANDO」などを展開する株式会社CRAZYです。

この会社のことを、誰かに。

ラブカン編集部が感じたLOVEDポイント

  1. お客さまの幸せを理由に自己犠牲を求めず、まず働く人自身の人生と幸せから引き受けている
  2. 結婚式の一日を感動の頂点にせず、関係が揺らぐその後にも、愛を確かめ直せる機会をつくっている
  3. 会社で活躍できるキャリアだけを見ず、その人が本当に生きたい人生から仲間との関係を始めている

お客さまを幸せにする前に、自分を幸せにする

結婚式に携わる仕事と言えば、誰かを幸せにすることのイメージがあります。

けれどCRAZY WEDDINGが大切にしているのは、まずプロデューサー自身が幸せであることです。

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お客さまの人生に深く向き合うためには、自分の人生も大切にできている必要がある。その考えから、フルフレックスやリモートワークを取り入れ、家族との時間、通院、旅、副業など、一人ひとりが望む生活を組み立てられる環境を整えています。

「お客さまのため」を理由に、働く人の生活を犠牲にしない。

愛を届ける仕事だからこそ、まず自分や身近な人を愛せる状態から始める。その順番を曖昧にしないところに、CRAZYの強い意思を感じます。

結婚式を、人生で一番幸せな日にしない

結婚式は「人生で最も幸せな日」と表現されることがあります。

華やかで、たくさんの人から祝福され、普段は言えない感謝や愛情を伝え合う。特別な一日であることは間違いありません。それでもCRAZYは、結婚式を夫婦の幸せのゴールには置きません。

年月を重ねれば、生活は変わり、二人の関係にも迷いやすれ違いが生まれる。だから、結婚式で愛を確かめて終わるのではなく、その後の人生にも、互いの愛情を思い出し、関係を結び直せる機会をつくる。

CRAZYは、結婚式後の夫婦に向けた「CRAZY ANNIVERSARY」などを通じ、愛を伝え合う特別な日を人生の中に何度もつくろうとしています。

一度の感動を売るのではなく、関係が続いていく時間に責任を持つ。結婚式の成功より、その先の人生を。ここにCRAZYらしさが詰まってるなあと感じます。

キャリアより先に、その人の人生を聞く

採用の場で聞かれるのは、これまでの経験や実績、入社後に実現したいキャリア。多くの場合、話の中心にあるのは仕事です。

ただ、CRAZYの採用では、スキルや経験と同じか、それ以上に、「その人がどう生きたいか」を大切にしています。

会社で何を成し遂げたいかだけではなく、どんな人でありたいのか。家族や友人とどんな関係を築き、仕事を含めた人生をどう選びたいのか。選考の段階から、キャリアの奥にある、その人自身の価値観や人生に向き合います。

そして入社後には、自分のこれまでや価値観を語る「ライフプレゼンテーション」も取り入れられています。職歴や実績を紹介するためではなく、一人の人間として自分をひらき、互いを深く知るための時間です。

会社で活躍できる人を探すだけではなく、互いの人生を応援できる関係をつくっていく。人を採用資源として見ず、一つの人生を持つ人として迎えようとする姿勢が、採用から入社後の組織づくりまで一貫しています。

制度ではなく、関係をつくっている

全社員が仕事の手を止め、「いただきます」から「ごちそうさま」まで同じ時間を過ごす。

創業時から続く「CRAZYのお昼ごはん」は、全社員で準備を行い、ときには社外のゲストも交えて、みんなで食卓を囲む取り組みです。

業務の会話だけでは、その人が今どんな状態なのか、何を大切にしているのかまでは見えにくい。毎日同じ食卓を囲み、仕事とは関係のない話を重ねることで、役割の前にある人柄を知っていきます。

CRAZYがつくろうとしているのは、仲のよい会社ではなく、必要なときに本音を伝え合える関係なのだと思います。

パートナーシップの分断を解消するというパーパスを、顧客向けのサービスだけで語らない。働く人同士の関係にも、同じだけ手間をかけているんです。

愛を、きれいな言葉のままにしない

「愛」を掲げる会社は、ともすれば理想的すぎるように見えます。

けれどCRAZYが向き合っているのは、誰もがいつでも理解し合えるという楽観的な世界ではありません。

人と人の間には、わかりあえなさがある。近い関係だからこそ、言葉にできないことや、勇気を出せない瞬間もある。

だからこそ、愛情を伝えられる機会をつくる。関係を諦めず、一歩を踏み出す勇気が生まれる体験を届ける。CRAZYは、分断を論理だけで解決するのではなく、感動が人の間にある壁を溶かすと考えています。

結婚式も、採用も、社員同士の食事も、別々の取り組みに見えて、根は同じ。その愛が相手へ届くところまで機会をつくることを、CRAZYは事業と組織の両方で続けています。

読み終えて、もう一度。

ここまで読んで、最初に感じた3つのLOVEDをもう一度。

  1. お客さまの幸せを理由に自己犠牲を求めず、まず働く人自身の人生と幸せから引き受けている
  2. 結婚式の一日を感動の頂点にせず、関係が揺らぐその後にも、愛を確かめ直せる機会をつくっている
  3. 会社で活躍できるキャリアだけを見ず、その人が本当に生きたい人生から仲間との関係を始めている

ラブカンでは、日本全国にある「愛される会社」やLOVEDな取り組みを紹介していきます。たくさんのLoved Companyとの出会いが、あなたの価値観を少し広げ、自分のものさしで生きるきっかけのひとつになれば嬉しいです。

「この会社、面白い」

「この働き方、もっと知られてほしい」

「うちの会社にも導入したい!」

そんな事例があれば、ぜひ教えてください。

参照サイト

この会社のことを、誰かに。